「食育」という言葉、一度は耳にしたことがあるかと思います‌今の子育て世代が子どもの頃はあまりなじみが無かった言葉ですが、今保育所においても保育の一環に位置づけられています
では「食育」とはどういう事でしょうか。調べると、

様々な経験を通じて、食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることである


となっています。つまり自分自身で食事を選んで健康を維持できるようなひとを育てましょう。という事でしょうか。


また将来そうなるべく、その基礎を担う保育所における食育は、


①お腹がすくリズムのもてる子ども
②食べたいもの、好きなものが増える子ども
③一緒に食べたい人がいる子ども
④食事づくり、準備にかかわる子ども
⑤食べ物を話題にする子ども

このような子ども像の実現を目指し行われています


ハンニシゆとり保育園でも、食材の買い物へ行ったり、旬の野菜に触れ匂いをかぎ、皮を剝いてみたり、自分でにぎったおにぎりを食べたり、自分でつめたお弁当をみんなで食べたり、クッキングを楽しんだりと様々な食体験を積み重ねていきます


そういったすべての楽しい体験が、目指すこども像につながると考えています


そして、お子さんの食育に関して、ご家庭との連携がとても大切になってきます。では、ご家庭でできる食育とは何でしょうか


例えば、苦手な野菜を食べさせたいとします。本などを参考に味や見た目、切り方、かたさなどを工夫するのも一つです。ただ、見ただけで、さらにはと緑色というだけで拒否反応を示す場合もあります。せっかく色々考えて作ったのに食べてくれない、、と心が折れてしまいそうですね
食べさせたい場合、一度次のようにしてみてください。園ではほとんどの子が自分から食べようとします。

まず、野菜などが出てくる絵本を読んであげてください。ほんとはね、美味しいんだよという願いを込めながら。
20200518_163419


実際に料理にその野菜を使うとき、触れさせ、匂いをかがせ、時にはちぎったり、切るお手伝いをさせてみてください。
どんな味がするんだろうね!楽しみだね!と。
20200518_163701

そうしてできあがった料理を一緒に食べてください。今までは見ただけで食べなかったのに、どんな味なんだろう?食べてみたいな。と興味津々になっているはずです‌そして一緒に食べ、美味しいね!食べられてえらいね!お野菜も嬉しそう!としっかり褒めて‌そうすると、つぎの緑色も食べようかなとなるのです。ここで注意です!無理に完食させるのではなく、今日は一口だけ、次はこれだけ、とゴールを決めて食べられたという達成感を感じさせてあげる事が大切です。叱らず、にこやかに‌なかなか忍耐が必要ですよ


このように食育とは特別な事ではないのですが、こどもの「食」と向き合うという、ちょっと面倒臭い事なのです‌面倒臭いなと思わずに、向き合うこと、とでも言いましょうか、、何かを育てるとは、そういうことなのかもしれませんね。


また、お父さん、お母さん自身が子どもの頃に体験した「おいしかった」話や、「楽しかった」食事をちょっと思い出してみてください。誰といましたか?どこでしたか?何を食べましたか?どんな状況でしたか?そんなお話を、お子さんに聞かせてあげてくださいね。そして、同じような体験をさせてあげられたら素敵です


また食育に関する質問、悩み、楽しい体験などぜひお聞かせください‌お子さんの健やかな成長を願い一緒に食育を進めていきましょうね