今日は地震と津波の発生を想定した避難訓練を行いました。
保育園では毎月2回、様々な災害などに備えた訓練を行っています。
今朝は地震の発生を知らせると、子どもたちは保育者のもとへ集まり頭を守る態勢をとりました(保育園では子どもたちにわかりやすいように、”ダンゴムシのポーズ”という方法で身を守る練習をしています)
訓練を重ねていくにつれ、子どもたちもダンゴムシのポーズがどんどん上手になってきています

そして揺れが収まった後、避難先のビルへ避難します。

地震と津波を想定した訓練ですので子どもたちは防災頭巾をかぶり、散歩車に乗ったり保育者に抱っこされたりしながら安全に素早く避難します。

子どもたちもしっかりと頭巾を被っていますね。
訓練を積み重ねていくことで、子どもたち自身も落ち着いて避難することができています。
また保育者が優しく声をかけたり、抱っこをしたりして子どもたちが不安にならないようにしています。
そして避難先のビルに着くと、4階へと避難します。

ひとりずつ安全に避難していきます。

津波が発生した場合は特に、安全かつすみやかな避難が重要になってきます。
保育者は前もって役割を分担し、スムーズに落ち着いた避難が行えるようにしています。
そばにいる大人が落ち着いていると子どもたちも安心し、安全に避難できることにも繋がります。
また全員が確実に避難できるように、ポイントとなる箇所で数回点呼を行っています。
子どもたちが全員揃うまでの間も、手遊びなどをして楽しく過ごせるように工夫をしています。
そして避難したあとに最終点呼を行い、全員無事に避難していることを確認し、避難完了となります。

子どもたちは突然の訓練にも、落ち着いて避難することができていました

子どもたちには「もしガタガタと地震がきて海の方からたくさん水が来ることがあったら、今みたいに逃げてこようね。みんな上手に避難できたね。」というような内容のお話をしました。
子どもたちにはまだ難しい話かもしれませんが、真剣な表情で話を聞いていました。
話の後には
「大きい波がきたら、こうやって逃げるんだよね」とお話してくれる子どもたちもいました。

訓練が終わり散歩準備をして、今日も楽しく公園で遊んだり園の近くを散歩したりしました

東日本大震災が起きて、今日で10年が経ちます。
避難訓練の様子をお家の方にも見て頂きたいと思い、ブログにてご紹介しました。
子どもたちからもぜひ、お話を聞いてみてくださいね。
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