2017年07月
パチンッと割れたら?
遊びへのこだわり
ハンニシゆとり保育園では、子どもにとっての遊びの重要性に重点を置き、遊び・おもちゃにこだわって保育をしています。
今日は、そんな遊びに対するこだわりから、平衡感覚(前庭覚)を鍛える遊びについてお伝えしたいと思います。
平衡感覚(前庭覚)ってどんな感覚?
前庭覚は、自分の体の傾きやスピード、回転を感じる感覚です。
なぜ、平衡感覚を鍛える必要があるの?
転倒・転落などが少なくなる。(ケガ、事故の予防になる)
集中力がつく
姿勢を維持する力が付く
動くものに対しての目の動かし方が身につく
など人が生きていくために必要な働きに大きな影響があります。
どんな遊びをするの?
実は難しいことは全然ありません。 凸凹した道を散歩、たかいたかい(放り投げてのたかいたかいはしっかりと首の筋力がつく3歳くらいになるまでは控えて下さい)、公園のブランコやシーソー、肩車や自転車に乗せてあげるだけでも前庭覚は刺激され、子どもはその感覚を学習していきます。
しかし、昔に比べてあぜ道や凸凹した場所などが少なくなり、子どもが自分でバランスを取りながら遊ぶ場所がどんどん少なくなり、意識的に前庭覚を刺激する遊びを取り入れないとなかなか刺激を取り入れにくくなっています。
保育園では…
ミニトップにはいってコマのように回り、回転遊びをする。
布の端を保育士が二人で持ち、子どもを乗せて揺らすわらべ歌
肩車やたかいたかいなどで遊んでいます。
お家でも、ぜひ取り入れてあげてください。
※子どもが楽しんでいることが大事なので、怖がっている時は優しめから始めてください。
※『揺さぶられっこ』になるほど激しくはしないように気を付けてくださいね。