今日は食育の一環で、子どもたちはキャベツに触れる体験をしました
子どもたちはまず最初に絵本を見ました
この絵本は様々な野菜が登場し、野菜自身が皮やヘタなどを「ぬぎぬぎできるかな?」と服のように脱いで、最後はみんなで楽しくお鍋に入るという可愛らしいお話で、子どもたちも興味を持って見ていました
この後の活動をより楽しめるようにと、野菜に直接触れる前にこのようなテーマの絵本を導入しました
絵本の後はいよいよキャベツの登場です
(※喫食用ではないキャベツを使用しています)
みんな順番にキャベツの葉をむいていきます
「むきむきできるかな」と言いながらむいてみたり
「むけたよ!」と喜んだり
キャベツの模様をじっくり観察したりしていました
その後はキャベツを包丁で切るところを実際に見て
「なかはどんなのかな?」と子どもたちもワクワクしていました
切ったキャベツを今度は小さくちぎっていきます。
子どもたちの手先や指先もどんどん発達し、小さく小さくちぎっていました
キャベツの匂いを嗅いでいる子もいました
キャベツを使って調理の先生がおいしい給食を作ってくれると聞いた子どもたちは
小さくちぎったキャベツを、みんなで透明の袋に集めて調理の先生に渡しました。
「お願いします!」「たのしみだな」「ありがとうございました」とお礼も伝えていました
そして給食の時間になると・・・「おいしい!」という声が聞こえてきました
キャベツの匂いをかいだり、手に取ってちぎったりして食材に触れた経験は食材への関心や食事の意欲を高めることにもつながります
子どもたちも「さっきちぎったね」「楽しかったね」と会話をしながらおいしそうに食べていました
園では食育の一環としてこのような活動を定期的に取り入れています
子どもたちの「食べたい」「食べてみたい」という気持ちがすくすくと育まれるよう、子どもたちと一緒に食育の活動をこれからも楽しんでいきたいと思います